暑い日が続き、エアコンをよく使う季節になりましたね。
皆さんは、新型コロナウイルス対策としてエアコン使用時にも換気が必要だということをご存じですか？
本日は「上手な換気方法」についてご案内いたします。
締め切った部屋では空気が部屋の外に出にくいため、
汚染物質がずっと部屋の中に存在していたり、
増えたりする状態になっているため、換気は不可欠です。
また、熱中症予防のためには、エアコンの活用が有効です。
ただし、一般的な家庭用エアコンは、空気を循環させるだけで換気を行っていません。
新型コロナウイルス対策のためには、冷房時でも窓開放や換気扉によって換気を行う必要があります。
換気により室内温度が高くなりがちなので、エアコンの温度設定を下げるなどの調整をしましょう。
24時間換気システムがある家でしたら、正しく使いましょう。
2時間で室内の空気をまるまる1回入れ替えることができます。
窓を開けて換気するときの時間と回数の目安は、１時間に５～10分程度です。
1時間に10分の換気を1回するよりも、1時間に5分の換気を2回するほうが換気の効果は高くなります。
２カ所の窓を開けることで空気の通り道ができて効率的な換気ができます。
近くにある窓同士をを開けると、狭い範囲で空気が循環して効率は悪くなります。
対角線上にある窓を開けることで、より効果的な換気になります。
夏の暑い日に外から帰ってきた場合、エアコンをＯＮにする前に、室内にこもった暑い空気を換気で外に出すと、冷房の効果が高まります。
エアコンの電源を切ったりつけたりすると、エアコンに負荷がかかり、電気代が高くなってしまうので注意が必要です。
夏のエアコン運転中に換気したい場合は、エアコンの電源をONにしたまま窓開け換気を実施しましょう。
