家づくりをお考えの方にぜひ知っていただきたいのが。自然素材を取り入れることです。
近年人気の自然素材ですが、どのような点に魅力があるのでしょうか。
この記事では、自然素材を使った家の特徴と、自然素材の魅力をご紹介します。
ぜひお役立てください。
自然素材を使った家と聞いて、どのようなイメージを思い浮かべますか。
天然の木を使った住宅でしょうか。
それとも、シックハウスに悩まされることのない住宅でしょうか。
現在、住宅を建てる際には、シックハウス症候群を防ぐための様々な対策が施されます。
しかし残念ながら、すべての原因物質を取り除けるわけではありません。
そんな現状がある中で、自然素材の家では、防腐剤不使用の木材を使ったり、化学物質を分解・吸収する機能を持つ珪藻土や漆喰を使ったりすることで、健康への害を限りなく小さくできます。
また自然由来の素材を使えば、人に対してだけでなく、自然環境に対しても優しい家になります。
見た目と機能の両面に優れ、心身ともにいやしてくれる住宅こそが、「自然素材の家」なのです。
ここまで、自然素材の家の特徴をご紹介しました。
では、自然素材にはどのような魅力があるのでしょうか。
ここでは、その魅力を紹介するために、素材ごとのメリット・デメリットを4つご紹介します。
まず1つ目は、漆喰です。
主に壁に塗る塗料として使われ、石灰石を原料とする素材です。
そのメリットとしては、年月を重ねるとともに味が出てくる点、調湿機能があり乾燥を防いでくれる点、防火対策に効果的である点が挙げられます。
他方デメリットとしては、工期が長くなってしまう点、ひび割れしやすい点などが挙げられます。
2つ目は、珪藻土です。
プランクトンの化石を原料とした土のことで、主に壁用の塗料に使用されます。
そのメリットとしては、調湿機能を持つ点、脱臭・消臭効果がある点、防火性に優れている点が挙げられます。
一方デメリットとしては、施工に時間がかかる点が挙げられます。
3つ目は、天然リノリウムです。
亜麻仁油、コルク粉、石灰岩などを原料とする素材で、主に床材に使用されます。
そのメリットとしては、抗菌作用がある点、ホコリが舞いにくく掃除が楽になる点が挙げられます。
デメリットとしては、アルカリ性の物質に弱い点、施工直後に油っぽいニオイが生じる点があります。
4つ目は、無垢材です。
天然の木材で、床や家具に使われます。
経年変化を楽しめる点、断熱効果や保湿効果がある点にメリットがあります。
一方、色にばらつきがある点、変形変色が発生する可能性がある点がデメリットです。
この記事では、自然素材を使った家の特徴と、自然素材の魅力をご紹介しました。
家づくりの際に参考にしていただけると幸いです。
ご不明点がございましたら、お気軽に当社までご相談ください。