「吹き抜けのある住宅になんとなく憧れがある。」
「吹き抜けのメリットについて知りたい。」
家づくりをお考えの方で、吹き抜けに興味がある方は多いと思います。
しかし、具体的にどのようなメリットがあるのかを知っている方は少ないでしょう。
そこで今回は、吹き抜けのメリットと向き不向きを解説します。
吹き抜けとは、1階とそれ以上の階との間に天井や床がない状態のことを言います。
そのため、一般的な住宅と比較すると天井が高くなるため、縦に広い空間を確保できます。
吹き抜けのある住宅にはメリットが多くありますが、今回は3つ解説します。
本来なら天井や床がある場所に空間ができるため、その分外から光を取り込みやすいです。
また、高い位置から光を取り込めるため、1階や細部まで明るくできますよ。
人間は、横方向よりも縦方向に空間がある方がその空間を広いと感じられると言われています。
そのため、狭い土地でも住宅の中を広く見せたい方は吹き抜けにすると良いですね。
リビング、キッチンが1階にあり、子供部屋が上の階にあるという方は多いと思います。
吹き抜けの場合、そこを仕切る床や天井がないため、すぐに声をかけられますね。
また、家の中で常に家族の気配を感じられるのも吹き抜けのある住宅ならではですよ。
先ほどのメリットでも言いましたが、日当たりの条件が悪い土地で、できる限り部屋に光を取り入れたいという場合、吹き抜けはとてもおすすめです。
また、家族とのコミュニケーションを取るための機会を多く作り出したいという場合にも吹き抜けは効果的でしょう。
反対に、プライベートを確保したい方や、安全性を確保したい方にとってはあまり向いていないと言えます。
吹き抜けは下のフロアと上のフロアの間に床がないため、転落の危険性があるからです。
2世帯住宅の方は、プライベートな空間を確保するかどうかは重要なポイントであるため、よく話し合うことをおすすめします。
吹き抜けを作ることで、開放的な住宅にでき、それに伴って明るい部屋にしやすいというメリットがあることは理解していただけたでしょうか。
多くのメリットがある吹き抜けですが、不向きな場合もありましたね。
吹き抜けのある家づくりをお考えの際には、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
