実際マイホームに住み始めて、失敗したと感じることの1つに収納があります。
生活を始めてから後悔しないためにも、建てる前に収納について考えることが大切です。
そこで今回は、部屋別の収納スペースのポイントと後悔しないためのコツについてご紹介しますのでぜひ参考にしてください。
まずは、部屋ごとの収納スペースのポイントを5つに分けて説明します。
1つ目は玄関です。
人が出入りするのでスッキリと見せておきたいですよね。
しかし、意外に収納する物が多くてごちゃごちゃしてしまうことが多いです。
収納力を上げるものとしてシューズインクローゼットや土間収納がおすすめです。
2つ目はリビングダイニングです。
家族が集まる場所になるため、収納したいものは多くなりがちです。
壁面収納は圧迫感で部屋が狭く感じてしまうことがあります。
そのため、壁面収納にする際は目線の高さに合わせて設置するようにしましょう。
3つ目はパントリーです。
常備食や飲料水などを確保する際にスペースが足りないケースは多いです。
パントリーを設ければキッチンがスッキリとして気持ちが良いでしょう。
玄関とパントリーがつながっている間取りも、荷物を運ぶのが楽になるのでおすすめです。
4つ目は洗面台です。
最近は部屋干しをする家庭も増えています。
洗面所の横にランドリースペースを設ければ便利でしょう。
5つ目は屋根裏や階段下です。
屋根裏には普段使用しないもの、階段下は重たいものを収納するのが良いでしょう。
しかし、屋根裏は移動するのが大変なので高齢の方にはあまりおすすめできません。
子供の成長につれて収納スペースが足りないとお困りの方も多いです。
そこで、収納で後悔しないためのコツを3つに分けて説明します。
1つ目は玄関収納は思っているよりも多めにすることです。
間取りを考える際にリビングやキッチンなどの主要スペースに気が取られて、玄関は後回しにされがちです。
子供の成長に合わせて必要なスペースも増えるので十分な収納スペースが確保できているかを確認しましょう。
2つ目は子供部屋のクローゼットは中身もしっかり考えることです。
子供の成長によって収納するものは変わります。
吊り棚やハンガーラックの設置以外にも、引き出しや衣装ケースを置くスペースがあるかの確認も大切です。
3つ目は家の収納率を知ることです。
家の面積に対してどれほどの収納スペースが確保できているか調べましょう。
基本的に十分な収納率は家全体の10パーセント以上と言われています。
今回は、部屋別の収納スペースのポイントと収納で後悔しないために気を付けることを解説しました。
実際の生活をイメージしながら収納スペースを設置するようにしましょう。
満足できるマイホームにするために今回の内容を参考にして役立てていただければ幸いです。