家づくりで自然素材を取り入れたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、家づくりでよく使用される自然素材や自然素材の家のメリットについて紹介します。
自然素材ならではの魅力をお伝えするのでぜひ参考にしてみてください。
これから家づくりをする上でよく使用される自然素材を4つに分けて説明します。
1つ目は無垢材です。
木から切り出した無垢材は、窓枠や壁、天井、キッチンカウンターなどに使用されることが多いです。
また、同じ木目が存在しない分、合板に比べて高級感を感じさせてくれます。
木の種類によっても木目の出方が異なるため、幅広いでデザインに対応できます。
2つ目は漆喰や珪藻土です。
漆喰は消石炭、珪藻土は藻の化石をそれぞれ原料として、壁や天井の仕上げ材として使用されます。
これらは古くから日本で使われてきており、滑らかな質感が特徴として挙げられます。
また、消臭や調湿効果もあるので室内を快適な空間にしてくれるのもメリットと言えるでしょう。
3つ目は石材やタイルです。
タイルは化学物質の発散が少ないため、自然素材のようなナチュラルな空間にしてくれます。
高級感を出しやすいため、床や壁面のアクセントとして使用されることが多いです。
4つ目は畳です。
最近では、古さを感じさせないおしゃれな和室も作れます。
畳の空間は多くの活用方法があるため、毎日の生活で大いに役立つでしょう。
ここでは自然素材のメリットを3つに分けて紹介します。
1つ目は体に優しい家を作れることです。
接着剤や着色料には、ホルムアルデヒドの発生原因となる化学物質が含まれています。
これらの化学物質はシックハウス症候群やアレルギーを引き起こす可能性があります。
しかし、自然物質であれば化学物質を含まないため、体に優しいと言えるでしょう。
2つ目は過ごしやすい室内環境が得られることです。
無垢材には天然の調湿作用があるため、室内を快適な湿度に保ってくれます。
結露やカビの発生を抑えることに加え、香りによるリラックス効果もあります。
3つ目は耐久性の高い家になることです。
住宅の寿命は一般的に30年程度と言われています。
しかし、自然素材を使い、定期的な手入れを続ければより長く住めるでしょう。
今回の記事では、家づくりでよく使用される自然素材や自然素材の家のメリットについて紹介しました。
家族の健康や体に優しい素材を取り入れたい方は自然素材を検討してみてください。
今回の内容を参考にして住まいづくりに役立てていただければ幸いです。