間取りの決定は家づくりで最も悩むことの1つでしょう。
この決定において最も大切なのは「打ち合わせ」です。
そこで今回の記事では「間取りの決定をスムーズに行うためのコツ」と「予算オーバーしない進め方」をご紹介します。
1つ目は、間取りの打ち合わせをする前に準備しておくことです。
主に、以下の事前準備をしておくと良いです。
・現在の住居の間取りに関する不満をまとめておく
・生活の際の動線を考える
・事前に間取りの例を知っておく
2つ目は、間取りで妥協できる点、できない点をまとめておくことです。
「プライベートな空間が欲しいので個室はゆずれない」、「家事がしやすいようにしたい」など、人によって妥協できない点は様々でしょう。
このようにゆずれないものを考えておくと、間取り決めの軸になるでしょう。
逆にすべての点においてこだわろうとすると、コストがかかりすぎることが多いです。
3つ目は、予算をあらかじめ決めておくことです。
そうしないと、コストがかかりすぎたり、逆に物足りない家になってしまいます。
このとき、月々の返済できる費用から逆算すると、予算は決めやすいでしょう。
不動産会社にあらかじめ月々の返済額を伝えておき、かけられる予算を知っておきましょう。
間取りを決めるとき、予算の制約はつきものです。
ですが大切なのは、「いかに要望を削るか」ではなく、「いかに要望を追加できるか」です。
そのためにまず必要なのは、「妥協できない点」をあらかじめ考えておくことです。
これはできるだけ絞って不動産会社に伝えましょう。
このとき、予算に関しては余裕が持てていると思います。
そこで次は、不動産会社に間取りの提案をしてもらいましょう。
ここで「取り入れたい」と感じたものを間取りに追加していく、ということです。
このように、要望を追加していく間取り決めは、以下の点で有効です。
・自然と予算内に収められる
・本当に必要な間取りを取り入れられる
そのためにもまず「妥協できない点」を洗い出しておきましょう。
間取りの決定をスムーズに行うためのコツは、「打ち合わせ前の準備」、「予算を決めておくこと」、「妥協点、妥協できない点を考えておくこと」です。
また、予算内に抑えるために必要なのは、「取り入れたい機能を決めておく」というスタンスです。
今回の記事を、間取りを決める際の参考にしてみてください。