外観
黒と白のモノトーンのサイディングがバランス良く配置されたスタイリッシュな外観。片流れを組み合わせた屋根も特徴的だ。
リビング・ダイニング
広大な景色に囲まれた明るいリビングで、かわいい盛りのお子様と遊ぶ古川様ご夫妻。奥様はお気に入りのキッチンを、ご主人は大好きな多目的スペースを目にしながら家族の団らんを楽しんでいる。
ダイニング
白を基調にナチュラルカラーで統一されたリビングに、多数のダウンライトをはめ込んだ天井から柔らかな明かりが注ぐ。家具を置かず造り付けの収納棚で整理整頓。フロア全体が見渡せるのでお子様の様子を見ながら安心して料理ができる。
収納(小屋裏)
小屋裏物置は現在、ご主人のプライベートルームとして使用。フェイバリットカラーの紫色の壁の向こう側にも収納スペースがある。
子供部屋
将来的にご家族が増えることを考え、子供部屋は3つ用意。フローリングは1階と同じくナチュラルで明るいタイプ。
主寝室
主寝室はフローリングと壁の一面をダークトーンで統一して落ち着いた雰囲気に。大きな窓は大自然が一望できる。身の回りのものは約4畳の大きなウォークインクローゼットにすべて収納。
駐車場
玄関前の屋根付き多目的スペースはご主人お気に入りの場所。バーベキューも余裕の広さだが、現在は駐車スペースとして。
キッチン
シンクの上には収納棚を取り付けず、リビングと一体化させて開放感を。真紅でアクセントを付けたシステムキッチンもモダンな印象。
サニタリー
キッチン裏には、サンルーム、ランドリーコーナー、洗面所、バスルームが。家事動線を考慮した間取りは奥様のこだわり。
玄関
玄関ドアとシューズクロークは木目の落ち着いた色合いが明るい。玄関ドア正面にも収納を配置してすっきりと。
トイレ
クッションフロアを格子模様に配置。モノトーンでまとめたトイレは奥様こだわりのデザイン。便器もタンクのないタイプをセレクト。
シンプルが基本でも遊び心は要所要所に
木目調の落ち着いた玄関ドアを開けると、にこやかに出迎えてくださったのは古川様ご夫妻。ダイニングの南東側に設けた二つの掃き出し窓から差し込む陽射しに加え、ダウンライトを数多くはめ込んだ天井からも豊かな光が家の中を照らします。
ご主人のご両親が所有する敷地内にマイホームを建てたのは2014 年11月のことでした。羽生建築工業との出合いは新聞の折込チラシから。地元の工務店という安心感もあって気軽に構造見学会に足を運んだというご夫妻は、家の骨組や基礎など、完成した家のみならず、普段見られないところまで細やかに説明してくれる対応力に信頼性の高さを感じ、家づくりを依頼することに決めたのです。
「どんな家を建てたいか、最初は正直わからない部分が大きくて。いろいろな情報を仕入れた結果、シンプルだけどモダンなつくりになっていったんです」。ご主人の言葉通り外観はモダンに、白とナチュラルウッドで統一された内装は明るく飽きのこないシンプルなものに仕上がりました。さらに、要所にご夫妻ならではの遊び心が活かされています。
それまで集合住宅にお住まいだったご夫妻は、洗濯物を部屋干しすることが多く、乾きにくい室内に不自由を感じていました。「家の中でも太陽の光と自然の風で洗濯物を乾かしたかった」という奥様のご希望で、ランドリールームの動線上に陽当たりの良いサンルームを実現しました。また、白と黒のクロスを敷いたトイレの内装も奥様のこだわり。明るく優しい白ベースな内装ですが、トイレだけはスタイリッシュ。これは家の外観とマッチさせたものです。
このほか、屋根を高めにとった多目的スペースは、収納や車の駐車スペースのほか、さまざまな使い方ができる便利な一角としてフル活用しています。「屋根があるので、雪を気にせず車から家の中へ荷物の出し入れができるのがうれしいですね」とご主人もニッコリ。雪の多いこの一帯ならではの工夫です。小屋裏スペースとともにご主人お気に入りの場所になりました。
暖かい季節になったらご友人を招き、この多目的スペースでバーベキューを楽しむご家族の声が聞こえてきそうです。
木目調のサイディングで柔らかさを
白と黒を基調にした外観の中でもどこかに柔らかいイメージを持たせたいとのご希望で、玄関入口とベランダの壁に同じ木目調のサイディングをあしらい、自然な風合いを出しました。(羽生建築 笹島さん)
延べ床面積/168.72㎡
建築価格帯/1500~2000万円
工 法/木造在来軸組工法
見学会/完成現場見学会、構造見学会
金 額/平均坪単価48万円(税別)
工 期/3~4ヵ月
保険・保証/長期10年保証、地盤保証、地震保証、住宅瑕疵担保責任保険、オール電化保証
アフター点検/3カ月、6カ月、1年、2年