外観
モダンながら和やかな外観はナチュラルカラーを配色。庭に南国風の木を植え、これからの季節、広いお庭でバーベキューをするのが楽しみ。
リビング
“バリのコテージ”をイメージした20畳のL D K で1歳の息子さんと。梁は無垢の構造そのものにペイントし、リゾート感を高めている。奥のカウンターは背の高いご夫婦に合わせて少し高めに。カウンター横の大容量収納のおかげで部屋はいつもスッキリ。
リビング
二つの大きな掃き出し窓で、室内は一日じゅう明るい。「マットもカーテンも安いんですよ」と笑う奥様だが、ダークブラウンとホワイトのトーンがバリ風を演出。カウンター下には蓄熱暖房設備を設置。
キッチン
システムキッチンの表面パネルもライン入りのダークブラウン柄で家全体のトーンを統一。リビングと同じ木目調の床材はご夫妻のお気に入り。
和室
リビングの一角に設けた畳スペース。琉球畳もダークブラウンで統一。小上がりが椅子代わりであり、ボタンプッシュ式で開く引出し収納。
寝室
12畳強の寝室。窓際には琉球畳を5枚敷き。ご夫妻は、将来ここやバルコニーでお酒を楽しみたいのだとか。自然素材風の天井と調光可能なライトがムード満点
子供部屋
「ここだけは思いっきりポップにして、子供も大人も楽しくなる部屋にしたいんです」と奥様。子供部屋は、現在おもちゃ部屋として使用。
玄関
奥様いわく「倉庫を外に置きたくなくて」つくった玄関脇の収納は玄関からは中身が見えない。玄関ドアは木目調のサッシ。
玄関
広く贅沢な玄関ホール。正面は和室で客間として使用。来客が右手ドアへ続くリビングを通らないつくり。
和室
将来的に、ご両親との同居を考慮。間取りを変更して加えた和室は昔ながらの日本家屋を思わせる大きめの8畳。現在は客間として使用。
パントリー
パントリー。この裏側にも大容量の収納があり、一角に集約。右手のサンルームも洗濯物や野菜の一時置き場に。
寝室
寝室入口に段差をつけてホテル風に。床と天井との距離が近くなり落ち着く寝室空間に。
ホール
通常より大きいサイズの窓で、暗くなりがちな北側階段も2階ホールも驚くほど明るい。
サニタリー
洗面台横には化粧品などが置ける棚、上部の棚は稼働式を。
トイレ
トイレは階段下も利用、奥行きを確保。
収納(屋根裏)
屋根裏にはスノータイヤをはじめ、ご主人の趣味も収納。
ドア
奥様が絶対つけたかったという上下に分かれるドーム型ドア。秘密基地の入口のようで、息子さんも大喜び。
ダークブラウンとホワイトのコントラストが洗練されたリゾート感を演出
〝バリのリゾート〟というコンセプトのもと、建具も家具も色調を徹底的に揃えた牧田様ご夫妻のお住まいです。長居したくなるホテルのように素敵な空間は、訪れる方から「素敵!」「うらやましい」と大好評だとか。
初めてのお子様を授かり、家づくりを真剣に検討し始めた牧田様ご夫妻。本誌付属ハガキを利用して、地元の羽生建築工業に資料請求したところ、構造見学会の案内があったので参加することにしました。
「安い=低品質だと高をくくっていました」と照れ笑いするご主人は、高校と大学で建築を学んでいました。その確かな審美眼が注目したのは柱の太さです。「骨組みが頑丈で驚きました」とご主人。通常の木造住宅で主に使われる柱は3・5寸(一辺約10・5㎝)や4寸(約12㎝)の柱が多い中、羽生建築では5 寸(約15㎝)を採用しており、強度は抜群です。「福井では雪が積もる地区も多いので、5寸柱を標準装備しているんですよ」と、羽生社長。「主人が〝柱がすごい!〟と感動しててもよくわからなくて(笑)」と微笑む奥様はクロスや内装などインテリア担当。間取り担当のご主人とは明確な役割分担によって、意見の食い違いもほとんどなかったそうです。
ゴチャゴチャしたのが苦手だから色は揃えてスッキリ。明るく白い家になりました。新婚旅行で訪れたバリのホテルの雰囲気に近づけるため、羽生建築との打ち合わせにはバリのパンフレットを持参してイメージを伝える手間を惜しみませんでした。「家のイメージがハッキリしているから家具のセレクトに迷うことなく、余計な物を置くこともなくなりました」と奥様。時間もコストもカットできる徹底したコンセプトの勝利です。
延べ床面積/184.00㎡
建築価格帯/1500~2000万円
工 法/木造在来軸組工法
見学会/完成現場見学会、構造見学会
金 額/平均坪単価48万円(税別)
工 期/3~4ヵ月
保険・保証/長期10年保証、地盤保証、地震保証、住宅瑕疵担保責任保険、オール電化保証
アフター点検/3カ月、6カ月、1年、2年